日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【彼女の水着姿を想像しましょう】蕾千代・夜光

2012-09-09 Sun 00:36



お久しぶりです。
お前の明日明後日は一体いつなんだという感じですね、すみません(´;ω;`)
とにかく、ssUPいたしました。

結構長くなったので小説の方に入れようかとも思いましたが、
ややぴかつぼちー混じってたのでブログssにしてみました。

少しでも楽しんでいただければ幸いです♪
拍手お返事は明日!!


長くなるけど読むよ、という方は↓追記を押してくださいっ



夜々×光莉の場合。



「絶対光莉に似合うわよ!!」


「無理!絶対に無理!!」


部屋の中でバタバタと駆け回る二人。
光莉は制服を肌蹴させながら、必死に逃げている。
それを後ろから迫る夜々。


「夜々ちゃん、落ち着いて、よく考えて?」


「大丈夫よ光莉、私はいつだって冷静だから」


「…水着両手で持って言う台詞じゃないよ?それ」


「大体この部屋の中で逃げようなんていうのが間違いなのよ。絶対光莉に似合うから!」



ここまで言ってもジト目で睨んでくる光莉。
恋人にこんな視線を向けてくるなんてどういうことだろう。
夜々は水着を押し付けてみるが、あっさりと押しのけられる。


「夜々ちゃん、それ水着じゃないよ!た、ただの紐でしょ?」


「何言ってるのよ光莉、これは立派な水着よ、ほら見て?」


「や、夜々ちゃんは、わたしのこういう姿を他の人に見られるの…嫌じゃ…ないの?」


なるほどそうきたか。
上目遣いでこちらを見つめてきたからと言って、通用する夜々ではない。


むしろ逆に煽られた気がする。
湧き上がる欲望をどうにか抑えながら、夜々はにっこりと笑う。



「誰もこれを着て人前に出すなんて一言も言ってないわよ?」


「え、夜々ちゃん、待って」



「そう、可愛い光莉の姿を見たいという一種のプレイみたいなものよ」



はい、捕まえた。
その夜、とある部屋から少女の嬌声が響き渡るのだった。




*******


蕾×千代の場合。



「うーーん、今年の水着どうしよっかなぁ」


千代のベッドに寝そべりながら、水着特集の雑誌を眺める蕾。
ベッドからは千代の香りがして、おかしいと思いながらもつい、すりすり顔を押し付けてしまう。


(千代ちゃんのにおいする…ってバカバカ!私変態じゃないっ!)



「蕾ちゃん、麦茶置いておきますね」



「うぁ?!………あぁ、うん、ありがと」



コトン、とテーブルに置かれた麦茶の音で、蕾は慌てて上半身を起こした。
蕾の挙動不審な動きに千代は小さく笑いながら、読んでいた雑誌を覗き込んでくる。



「水着、ですか」


「うん、…千代ちゃんはもう買ったの?」


「いえ、まだです」


「そうなの?じゃあ、私が選んであげる!」



千代の水着姿を想像してみる。
そんな想像だけでにやけそうになる頬を両手で押さえて平静を装う。



「そうね、千代ちゃんはワンピース水着とかは?これとか可愛いっ」


「ゎ、可愛いですね…!でも、千代には似合います、か?」



不安げに瞳を揺らす千代に、蕾はムッとして顔を近づける。



「私が言ってるんだから、間違いないの!千代ちゃんをずっと見てるんだから、どれが似合うとかすぐにわかるもの!」


「…つぼみちゃん」


「でも、…可愛すぎたら他に人が寄ってくるのも嫌だし……やっぱり、私だけに見せて欲しいけど」



「そうしたら、蕾ちゃんの姿だって絶対可愛いから、ダメですっ」




まさにバカップルとはこういう事をいうのかもしれない。
それでも、こんなにも愛しく思ってしまうのだから仕方がない。



「ふふ、蕾ちゃん、くすぐったいです」


「ね、私の水着選んで?」


「はいっ」



お互いに顔を見合わせて、どちらからともなく小さく唇を寄せる。

(もう、自分達が幸せなら、周りなんて気にしないもの)



******


「…って感じですね」


「何ドヤ顔してんのよムッツリが」


テーブルに頬杖つきながら、夜々は溜息をついた。


「自分で話せって言ってそれですか!……っていうか私はムッツリなんかじゃありません!」


「何言ってんのよ、千代ちゃんの水着の話してるだけで顔真っ赤になってたわよ」


「ち、違いますよ、それは、暑いだけです!」


ムキになって反論してから、蕾は立ち上がって窓を開けて。
夜々は雑誌に目を向けながら、思い出したように言いだした。

「で、千代ちゃんにあの水着お勧めしたの?」

「は?何の事ですか?」


「だから、あの紐の「勧めるわけないじゃないですかあんなの」


「なによぅ、折角面白そうな話聞けると思ったのに…」


「千代ちゃんにはああいう水着はまだ早いというか…いえ、紐は論外ですけど……も、も
し大人になってからなら…」



両手を弄りもじもじしながら呟く蕾の声が聞こえたようで、夜々はにやにやと笑いながら紅茶を飲みほした。


「何?胸が大人になってから?」


「そうは言ってないですよ!全く、すぐいやらしい方向に持っていくんだから!まぁ大人になっても千代ちゃんはセクシー路線よりも可愛い系の方が絶対似合うと思うんですよね、まぁ細かく言えば――」


気付けば千代の良さについて延々と語っていた。
延々と続く惚気話しに夜々はどうでもよさそうに紅茶を飲んでいた。


カップをテーブルに置いた音で、蕾は言葉を止める。
わざとだろうけれども、大きめな音をしたため驚いて、蕾は2,3度瞬きしながら夜々のほうを見た。


「あんたの惚気話し聞いてもしょうがないわよ」


「むぅ、自分だっていつも光莉先輩の話しばっかりじゃないですか」


「私のは良いのよ。あんたと違ってためになるお話しだから」


「ためになるって……ためになった覚えがないですが」


逆に迷惑ならたくさん被っている。
それを言えば確実に叩かれるので口にはしないが。


「あんたはお子ちゃまだから私の高度なテクニックがわからないだけよ」


「そ、そんなの知らなくたって、私は自分の本能で千代ちゃんを愛しますっ!」


「本能って……あんたの性癖に身を任せる千代ちゃんが不憫でならないわ」


蕾にとって聞き捨てならない発言をしたくせに、もう良いからお代わり頂戴よ、と呟く夜々。


蕾は両手でテーブルを叩き、抗議の意を示すが、当の夜々は立ち上がってキッチンへ向かい、勝手に飲み物を淹れている。


「この茶葉美味しいわね、どこの?」


「それは確か貰い物……って、ゎ、私の性癖なんて夜々先輩に関係ないでしょうが!」


「「それに、あんたの愛は重そう」


「な、失礼ですね!そんなわけ…」


「そう?あんたの焼餅具合は結構なものだと思うけど」


「うぐ……」


確かに本当の事でもあるので、少し言葉が詰まるが、蕾だって負けていられない。


「夜々先輩だって、色々な方に愛嬌振り撒きすぎなんじゃないですか?それでホイホイ女の子が寄ってくるたび光莉先輩がどんな気持ちでいるか…」


「あ?」


今まで表情を変えなかった夜々が少し眉をひそめた。
好きな人の事を言われたら気にするくせに。
テーブルを挟んで、二人で睨みあっていると、その空気を救うかのように部屋のドアからノックが聞こえた。



「もう、誰よこんな時に…」



ブツブツ呟きながら、ドアの方に近づく蕾。



「はい、誰ですか?」


「ぁ、蕾ちゃん、千代です」


「千代ちゃん…!ほら、さっさと入れば?」



千代の声を聞いた瞬間に、心が舞い躍る。
嬉しくて仕方がないくせに、それを隠すようにそっけなくドアを開けた。


そんな蕾の様子に、夜々は噴出して笑う。


「夜々さま、こんにちは」

「こんにちは、千代ちゃん。今日も可愛らしいわね」



夜々の挨拶に千代は照れくさそうに微笑むが、蕾はジト目で夜々を睨み、千代の肩を抱いてキッチンに連れて行く。



「千代ちゃんは何飲みたい?」


「えぇと…」


「ちょっと、私の時には強制的に熱い紅茶だったくせに」


夜々のぼやきを無視して、蕾は千代の返答を待つ。


「じゃあ、蕾ちゃんと同じものが良いです」


「そう?じゃあアイスティーね」



「氷があるのなら先に言いなさいよ」



やはりそんな夜々を無視して、蕾は千代のためにアイスティーを作る。


「今日は暑いですね」


「うん、……あの、親から届いた桃があるから、その、後で一緒に食べない?」


「はいっ嬉しいです」


その笑顔がたまらなく愛しい。
ここに邪魔ものがいなければ、抱きしめていたというのに。
ふぅ、とため息をつきながら夜々を睨んでみる。
蕾の視線に気付いた夜々は、ふん、と鼻で笑っていて。


「何?千代ちゃんとイチャイチャしたいって?」


「だ、誰もそんな事思ってないですから!」


ばれた。
照れ隠しでムキになって反論してみるけれども、顔が真っ赤になっているせいで説得力が無いだろう。
ニヤニヤしている夜々の笑みに苛立ちながらも、蕾は千代にアイスティーを手渡す。

「蕾ちゃん、ありがとう」


「良いから、ほら座って」


「千代ちゃんにはホント、甘いのねあんたは」


「べ、別にそんな事ないですよ」


ふい、とかおを背けたら、横に千代がいるためバッチリと目が合った。
小さく微笑まれたら、自分の頬が段々と熱くなるのがわかる。


「顔、にやけてるけど?」


「ぅ、うるさいですっ!」


もう我慢ならない、と立ち上がりかけたときに、部屋のドアの向こうから声が聞こえてきた。


「蕾ちゃん、夜々ちゃんいる?」


優しい声音を聞けばすぐに誰だかわかり、蕾が立ち上がってドアを開けようとしたが、その前に夜々が動いた。


「遅かったわね、光莉」


「ごめんね、ちょっと手間取っちゃって…」


「良いのよ、ほら入って光莉」


まるでここが自分の部屋だとでも言うような素振り。
おまけに千代と二人で食べようと思っていた桃の方に指をさして、夜々はにっこり笑った。


「光莉、蕾が桃くれるってさ」


「えぇ?蕾ちゃん、いいの?」


「なっ?!は、何、………」


光莉のうれしそうに輝いた瞳を、曇らせるなんて出来ない。
憧れの先輩に可愛がられている身としては、断るなんて出来ない。
横目で千代を見ると、小さく頷いていたので、仕方なくキッチンに向かう蕾。


「えぇ、どうぞ……今準備しますので」


(はぁ、やれやれ)


二人で仲良く食べるつもりだったのに。


色々と想像していた事が全部ダメになった。


(別に、やましい事なんて想像してないけどね!)



でも残念なものは残念。


「ていうか、桃2つしかないんですけど」


「それなら光莉と私が半分こして、千代ちゃんに1個あげれば良いじゃない」


「むぅ…」


「蕾ちゃん、千代と半分こしましょう?」


「…もう、しょうがないなぁ」


2つの桃を2枚の皿に分けて、テーブルに持っていく。


「ごめんね、ありがとう蕾ちゃん」


「いえ、良いんですよ」


「わ、本当に美味しそうな桃じゃない」


「そうですよ、感謝してくださいね」


蕾の言葉に夜々は肩を竦めながらわかってるわよ、と呟く。


「蕾ちゃん、どうぞ」
「へ?」


一口分に切り分けられた桃をフォークでさして、蕾の口元に持ってくる千代。
桃と千代を交互に見つめながら、無意識に口を開ける。
口の中に甘くて柔らかい感触。


目の前には嬉しそうに目を細める少女。

「美味しいですか?」

「ゎ、私は良いから、千代ちゃんも食べてよ」


すぐにフォークを奪って、蕾と同じように桃を食べさせる。


「はい、あーん」


「ん、……美味しいです」

(まぁでも、自然とこういう事が出来るのは…ラッキーかな)


千代を見つめながら、小さく微笑む蕾。


同じように光莉に桃を食べさせている夜々は、ニヤリと笑いながら言い放つ。


「良かったわね蕾、自然とイチャイチャ出来て。私に感謝しなさいよ」


「もう夜々先輩は喋らないで良いです」




蕾と夜々のしょうもない言い合いに、間にいる千代と光莉は顔を見合わせて小さく微笑みあうのだった。



END





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