日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
スポンサーサイト

-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑

千華留×籠女【言い訳】

2007-06-16 Sat 21:31


こんばんは。
相変わらず暑い日々が続きますね。


今日お届けしますsssは

千華留×籠女です。





ルリム学校のとある部室での出来事。



「えぇーと…今日は確か絆奈ちゃんと檸檬ちゃんは調理実習だったわね。…少し遅くなりそうだから…籠女ちゃん、一緒に紅茶を用意して待っていましょうか」


千華留の言葉に籠女は無言のまま、コクリと一度だけ首を縦に動かした。



籠女が同意したのを確認すればすぐさま千華留は紅茶の用意を始める。



鼻歌交じりにカップや茶葉を取り出す千華留の気分は急上昇。



それもそのはず。



愛しの少女と少しの間だけ、二人きりの時間を過ごせるのだから。



(絆奈ちゃんと檸檬ちゃんに感謝ね…なんて)



数分後、紅茶を入れ終えた千華留が、大人しく椅子に座り待っていた籠女のもとへと戻ってくる。



「籠女ちゃん、お待たせ」



「…ありがとうございます」



籠女からのお礼の言葉に千華留は目を細め微笑んでみせた。


「……千華留おねえさま」



「何かしら?籠女ちゃん?」



紅茶を一口飲んだ後、籠女は千華留を見つめる。



もしかして紅茶の味がおかしかっただろうか、そう思いながら千華留は籠女に聞き返し、自分も一口紅茶を飲もうとする。



「…影の女帝…って何?」



「…ぅぐ…っ!!!…げほ、げほっげほ!……か、籠女ちゃん?」



その一言に、千華留は飲んでいた紅茶を噴出し、それと同時に咳き込んだ。


籠女はそんな千華留を無表情で眺めながら、返答を待っている。



「ごほ、ごほ、…ぁの、籠女ちゃん?い、一体誰がそんな事……い、いえ、それがどうかしたの?」



「千華留お姉さまが、影の女帝だって…誰かが言っていたから……。…………それ、何のお仕事?」



コレはマズイ。いや、まずくはない。



千華留の心臓は無駄にドキドキと緊張してきた。



「ぃ、嫌ね、誰がそんな事を言い出したのかしら~……聖母と称えられている私が……ねぇ?」



「………」



籠女は頷きもせずに真っ直ぐに千華留を見ている。


その逸らさない視線がチクチクと千華留に突き刺さっていく。



「…あ、あら?この紅茶……何か味がおかしいかしら…い、入れなおしてこようかな?」



「………」



籠女の表情は段々と暗くなり、手に持っていた紅茶をテーブルに置いて大好きなクマのパーシバルを強く抱いていた。



有り得ない誤魔化しは彼女には通用しないようだ。



(この誤魔化しは絆奈ちゃん辺りにしか通用しないわね……)



チッと心の中でのみ舌打ちをしてから千華留は椅子から立ち上がり籠女の傍に近寄ろうとする。


しかし籠女は椅子に座ったまま、少しずつ少しずつ千華留から距離をとっていた。




「ま、待って籠女ちゃん!…えぇと、順を追って説明をしましょう。そうね、まずは私が生まれた馴初めから――…」



「………」



いつも余裕溢れている彼女が珍しく困惑している。



かなり言い訳がましいことをしている千華留とぼんやりとそれを聞く籠女のやり取りは、絆奈達が部屋に入ってくるまで延々と続いていたのだった。




END



ちょっとテンぱっている千華留様を書きたかったのです。
籠女はどんな千華留でも大好き…だといいですね。







スポンサーサイト
別窓 | ss | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑

<<いつもいつもいつも…。 | 白昼夢の出来事 | 蕾千代【余韻】>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL


FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| 白昼夢の出来事 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。