日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【ぷぴー】蕾千代

2007-10-18 Thu 01:30


旧日記に密かに書いてあったss?を引っ張り出してきました(笑


カピバラさん可愛いよカピバラさん。

ということでちょっとした小ネタです。↓




「蕾ちゃん蕾ちゃん…っ!見てください~」


千代が何かを抱えて走ってくる。


「…ん?何よそれ」


不思議な形をしているぬいぐるみに蕾は軽く眉をひそめているが、千代は嬉しそうに目を輝かせて


「カピバラさんです!はぅぅ…可愛いです…!!」


「…カピ…?」


「カピバラさんです」


千代は腕に抱いている二つのうちの一つを蕾に手渡す。


茶色い色をした何だか間抜けなぬいぐるみ。
手があるのかないのか微妙だけれども、一応小さくついている。


「あぁ、これね。どこかで見たことがあるけれど…実際に見るとこんな間抜けな顔してるのね」


「え?ま、間抜けじゃないですよ、か、可愛いです」


千代は白い色をした「カピバラさん」を抱いて頬ですりすりしている。


よほど気に入っているのだろうが、蕾的には千代のその行動は気に入らない。


「ふぅーん、そんなに好きなわけ、そのカピバラさんが」


「はぃ!…あ、でもこの白い方のカピバラさんはお名前が違うのですよ」


「…ふーん」


蕾はよくよくぬいぐるみを見る。




(………確かに可愛いけれどね。可愛いけど、でも胸がムカムカする…)



「蕾ちゃん…?あの、どうかしましたか?……ぁ、もしかして、こちらの白いカピバラさんの方がよかったですか?」



「…別に色なんてどうでもいいわよ…っわ、私は、その…ち、千代ちゃんをそのぬいぐるみに取られるのが嫌なの!!」





………。





顔を赤らめ目を丸くして、口を小さく開けたまま千代は蕾を見つめている。





「……ぇ?」




聞き返した千代の声で蕾は自分が今何を言ったのかに気付く。





(わ、私は、何て、ば、馬鹿みたい!!!ぬいぐるみ相手に嫉妬するなんて…っ)




「い、い、今のはなしよ!!聞かなかったことにして!…わ、私、用事があるからもう行くわね。これ貰っていくから」





蕾は顔を真っ赤に染めて、早口でまくしたてながら逃げるように走っていった。





「つ、つぼみちゃん…」




蕾の言葉に胸をドキドキさせて千代はぬいぐるみを抱く。




ぷぴー。



抱いたことによりぬいぐるみの情けない音が鳴る。


それを聞いて何だか妙に力が抜ける千代だった。



END



カピバラさん可愛いよカピバラさん。
エネルギー全開嫉妬心も全開な蕾のお話でした。
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