日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【変わらないお茶会①】

2010-07-29 Thu 23:03



未来ネタでつぼちー、ややぴか、たまなぎです!

お世話になっている℃さまのサイトが4周年ということでお祝い記念に作ったssです(*´ω`*)

③くらいで終わる予定でいますw

まずはつぼちーのターンです♪

未来ネタ大丈夫な方はどうぞ!






「迷います、どうしましょうか…」


「別に、そこまで迷うことないでしょ?」


可愛らしいケーキが並べられているショーウィンドウから目が離せない千代に、蕾は呆れたように半歩後ろから見守っていた。
ため息交じりに呟いたその言葉に、千代が反応して蕾の顔を見つめてくる。


「でも、…久しぶりにお姉さま方に会うのですから…何か喜んでもらえるものを渡したいです…っ」


「むぅ」


お姉さまに会えるのが楽しみです、と朝から目を輝かせていた千代。
自分は千代の恋人なのだから、先輩ごときに嫉妬するなんて大人げない。


そう言い聞かせてはいるものの、やっぱり蕾の心はむかむかする。


「蕾ちゃんは、…お茶会楽しみじゃないのですか?」


「別に、楽しみなんかじゃな……くもないけど……」


(ぁ、ガトーショコラ美味しそう…)


そう思っていたら、千代がガトーショコラを指差して微笑んだ。


「蕾ちゃんは、これにしますか?」


「……何でわかるの?」


「蕾ちゃんの好みは……何でも知ってます、から」


驚いたように問いかけると、千代はほんのり頬を赤くしながら小さく呟いた。
その言葉が、蕾が一番欲しかったもので。
さっきまで感じていた嫉妬心も一気に吹き飛んでしまう。

千代は、蕾のことならすぐに察してくれる。
もちろん、蕾だって――


「…この、詰め合わせミニケーキなんてどう?色々あるから楽しめそうじゃない?」


「わ、良いですねっ!…さすが蕾ちゃんです」


「もうほら、早く買って行くわよ。遅れるわけにはいかないでしょ?」


照れを隠すようにさっさとレジを済ませて、すぐに店を出る。
その際にきっちり千代の指を自分の指に絡ませて。

千代は蕾に寄り添い、小さく笑いながら


「やっぱり、蕾ちゃんは頼りになります」


「ま、まぁ、千代は私がいないとダメだものねっ」


「はいっ」


素直すぎる返事に蕾は抱きしめたくなる衝動を堪える。
するとうずうずしている蕾の背後から笑う声が聞こえた。


「………?」


まさかと思いながら千代と二人で振り返る。
すると予想通りの二人がそこに立っていて、蕾は思わず顔を引きつらせた。







②に続く










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