日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【バレンタイン・パニック!】

2010-02-14 Sun 20:57


フリリクつぼちーUPしました!
瑞知さまのリクエストで、千代が蕾を呼び捨てするように頑張る!な内容です。
徐々にですが、フリリクを消化していっております><


そしてそして!!
バレンタインデー!!
というわけでお届けします♪

なんとなく中等部3年生つぼちー!






今日はバレンタインデーだからか騒がしく、生徒たちも何故か廊下をうろうろと歩き回っている。
目当てのお姉さまでも待ち伏せているのだろうか、どちらにしても蕾には関係ない。

お世話になっている夜々や光莉にもチョコレートを渡し終えた蕾は、本命チョコレートを取りに戻るために自分の部屋を目指して歩いていた。
だが、無駄に生徒が行き来をしているせいか思うように前に進まない。


(もう、何しに廊下に立ち止まっているのよ。用が済んだら早く戻れば良いのに)


早く、愛しい少女に会いたい。


(千代ちゃん、チョコくれるかな、…くれるよね)


にやける頬を手で押さえながら歩いていた蕾だが、急に進行を邪魔されてそこに立ち止まる。
目の前にいるのは、蕾も良く知っている聖歌隊や生徒会の後輩たち。


「蕾先輩!!!」


一斉に渡された様々な品物に、蕾の頬はほんのりと赤らんだ。




*****



渚砂や玉青、友達や後輩にはとりあえずチョコレートは渡した。
残るは、蕾に渡す本命チョコレートだけだ。


「蕾ちゃん、お部屋にいますよね…」



部屋をノックしてみるが、反応がない。


「……?」


(いないのでしょうか…)


しかし、数秒してから物音がして、ドアが一気に開かれた。


「ぁ、ち、千代ちゃん。来てくれたんだ」


「はい、あの」


――チョコレートを持ってきました。


部屋の中に入ってそう口にしようとしたが、蕾の机に置かれているものを見て思わず、立ち止まる。


「何か飲み物淹れるね」


キッチンに向かう蕾に対し、千代は机から目が離せない。
ゆっくりとそこに近づいて、何が置かれているか確認する。
手作りだと思われるチョコレートやお菓子が多数。


「………」


(ラッピングとか、すごく凝っていて可愛いです…見た目も…)


義理チョコには見えないくらい可愛らしい。
千代がじっと見ていることに気付いたのか、蕾が後ろから話しかけてきた。


「それ、さっき後輩の子から貰ったの」


「そ、そう、ですか」


やっぱり、蕾は可愛くて頼りになって、後輩にもとても人気がある。
蕾を好きな人は、たくさんいるのだ。
しゅん、と肩を落とす千代。

何だか、チョコレートを渡しづらい。
こんな可愛いチョコレートを見たら、千代のチョコレートが色あせて見えてしまって。


「千代ちゃん、朝に先輩からチョコレート貰ってたでしょ?」


「……え?」


「…たまたま、見かけただけなんだけど。千代ちゃんは、先輩たちに可愛がられてるわよね」


ちょっと拗ねたように呟く蕾。
千代は目を丸くさせたまま、蕾の言葉を聞いている。


「でも、千代ちゃんを一番好きなのは私だけなんだからね!」


それは譲れないから!と言い放つ蕾に、千代は少し涙を浮かべながらチョコレートを渡した。


「千代も、蕾ちゃんを想う気持ちは、誰にも負けないです」

「ぁ、ありがと。……わ、私もチョコレート…」


お互いのチョコを交換して、微笑み合う。
一番、欲しかったチョコレート。


「……たくさんのチョコよりも……千代ちゃんのチョコ一つだけが欲しかったの」


そっと抱き寄せられれば、蕾の長い髪の香りを感じて千代は目を閉じる。
背中に手を回して、ぎゅっと抱きしめ返す。



その後、二人のチョコレートを食べさせあい、甘い甘い時間を過ごしたのだった。



END




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