日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【さりげない愛し方】

2010-01-13 Wed 22:28


>ピロシさま

小説、読み返してくださってありがとうございます♪
そしてストパニ部のピロシさま日記の方にも色々素敵感想をもらって…
…とても嬉しいです(≧∀≦*)
更に小説を書くやる気が出ました!!

>栗木三木さま

夜々ちゃん、格好いい!!ありがとうございます♪


>ののさま

お久しぶりです!
そうですよね!ストパニはまだまだ大丈夫ですよね!!
これからもつぼちーややぴかちっかご頑張りますよ(*´∀`*)





つぼちーss、です。
やっぱり蕾は蕾でした。
そんな話。



  



「だって、触れたら恥ずかしくなるんだもの」



部屋には蕾しかいないから、返ってくる言葉はない。
蕾は先ほどの夜々の行動を思い返す。


何にも恥じることなく光莉に触れていた夜々。
悔しいが、蕾には到底真似できない。


ふとした場合にでもすぐに愛を見せられる。
それが羨ましくてたまらない。


ベッドに横になり、枕を抱えてごろごろと寝返りを繰り返す蕾。


「………」


千代のことばかり考えていたら、千代に会いたくなった。


(今日の千代ちゃん…園芸部だっけ……いつ終わるかわからないけど)


「……行ってみよっかな。こうしているのも暇だしね、うん」


*****


そうと決まれば、蕾の行動はかなり早い。
外は寒いけれど、千代に会えると思えばマフラーや手袋をつけるのも忘れて飛び出していく。
階段を降りていちご舎の玄関を出て外を出ると、冷たい風が頬に突きささる。


「うーっ、寒い…」


両手で自分の頬を擦りながら、千代のことを思う。


(もう私ってば、千代ちゃんのことばっかり…)


ミアトル学園を目指し歩いていると、目の前から走ってくる人がいた。


「え?な、なに?」



もしかして、いや、もしかしなくとも。
走ってくる少女は、蕾に気付いているのだろう。
それがわかった蕾は寒さなんて吹き飛んで同じく走っていく。



「蕾ちゃん!!」


「千代ちゃん」



走ってきた千代の顔は真っ赤になっていた。


「千代ちゃん、顔真っ赤じゃない」


「蕾ちゃんのほうが赤いです」


千代は自分の付けていたマフラーを蕾の首にかけて、付けていた手袋も外そうとする。
しかし、そうしたら千代が寒くなってしまう。
それに気付いた蕾はその手をぎゅっと掴んだ。


「ばか、私はいいってば!千代ちゃんが風邪引くでしょ!」

「でも…っ、ぅ、痛っ!」


言い合っていたら、急に千代が目を押さえて顔を下に向けた。


「ど、どうしたの?」


「何か、目が痛くなって…」


「え!え?!」



これは、先ほど夜々が光莉にやっていたものが出来るのではないか。
そう思うと、蕾は胸の鼓動が速くなる。


「目にゴミが入ったのね、ゎ、私がとってあげる!」


「は、はい」


蕾は千代の肩を抱きつつ、何度も周囲を確認する。
運が良いことに、周りに生徒の姿はいない。
蕾と千代の二人だけ。


「絶対に、あけたらダメなんだからね…」


唇を徐々に千代の額に近づけていく。
距離が近づく度に、蕾の緊張は増す。


触れた後に、蕾が言おうと思っていた台詞は決まっていた。
…はずなのに。


「あ、痛いの取れました」


「~っ?!?!?!」


千代が目を開けてしまったから、蕾は慌てて身体を離す。
蕾の行動を知るわけもない千代は、嬉しそうに微笑んでくる。


「蕾ちゃん、取ってくれたのですね。ありがとうございました」


「あ、ぅ、わ、私は何もしてないわよ!!バカ!!!」


「ぇ、ええ?」


あと少しだったのに。
やっぱり、上手くいかない。


自分を情けなく思いながらも、つい千代に怒りをぶつけてしまう蕾であった。


END
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