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【私の恋人が一番っ!②】

2009-09-16 Wed 18:55




ノロケっていつだよ!!!!


…落ち着いてください、次回はきっとノロケ祭りですよ!








「はぁ…何だ、夜々先輩ですか」



「何だとは何よ」



蕾の呟きに夜々は目を細めながらも、勝手に部屋の中へと入っていく。



「あー、もう、勝手に部屋に入らないで下さいよ……って、光莉先輩はいないんですね」



光莉がいるのならまだ良かったのに。



こんなのを1人で相手しなければならないと思うと蕾は胃が痛くなってきた。




蕾の質問に対して夜々は大きなため息をついてみせて、側にあるベッドに横になる。
まるで自分の部屋でもあるかのような態度だが、蕾のベッドではなく隣の友人のベッドに寝そべったからまだ良しとした。



「光莉、昨日の夜からいないのよ。家庭の事情らしくて帰省しちゃった。まぁ、今日の夜には帰ってくるとは聞いていたけれど………ぁ、お構いなく。私は紅茶でいいわよ」




「誰も"何か飲みますか?”と聞いてないんですけど」




「良いから何もいわずに出しなさいよ。気の利かない後輩ね」



「む……。夜々先輩がそんな図々しいから、光莉先輩も呆れて帰っちゃったんじゃないですか?」



反撃のつもりでそう言い返したのに、夜々は鼻で笑う。



「それはないわね」


「即答ですか」




カップに紅茶を注いで、わざとテーブルに音を立てて置いてみせる。


「これ飲んだら帰ってくださいよ。私だって、暇じゃないんですから」



といっても、特にすることはないのだが。



ただ、もしかしたら千代が来てくれるかもしれない。
そんな期待を込めて言葉にしてみた。



すると蕾の考えていることはお見通しなのか、夜々はニヤニヤと嫌な笑みを浮かべながら



「あぁ、千代ちゃんが来るの?」


「え?まぁ……そうです」



来ると決まったわけではないけれど、夜々を追い返すためにそう答える。



「はいはい、私を追い出してにゃんにゃんするつもりね」


「いや、そんな……って、にゃんにゃ……っ?!」



思い浮かべるな、と自分に言い聞かせても勝手に想像してしまう。
蕾は熱い紅茶を一気に飲み干して、考えないようにと試みる。



「や、夜々先輩と私は違います!!私はそんなすぐに盛ったりしません!」


「そうよね、確かに違うわよね。私はあんたと違ってヘタレムッツリじゃないしね」


ヘタレでムッツリ。


ものすごい腹が立つけれども、完全に違うと言い切れないのが悔しい。


(た、たしかに、極稀に躊躇しちゃうときもあるけど!毎回じゃないもの!!)



「そんなふうに毎回毎回盛られると光莉先輩も大変ですよねっ」



そう言っても、夜々の表情が歪むことはなく余裕の表情で笑った。



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