日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【南都先生の超特別授業~反省会~】

2009-07-08 Wed 21:53



お待たせしました♪
南都先生最終回出来ました・・・w

蕾がかわいそうなことになっています。
フォロー話を書くべきかどうすべきか…ww







「はぁ、暇ね~光莉」

「夜々ちゃん、ごろごろしすぎはよくないよ?」


机に向かって真面目に宿題に取り組む光莉と、ベッドに横になり雑誌を見ている夜々。


静かな空間なのに、廊下からは騒がしい音が聞こえてきた。
そしてその音は段々とこの部屋に向かってきているような気がする。

光莉と夜々は互いに顔を見合わせながら、何となく視線をドアの方に向ける。


「どういうことなんですか!!」


すると怒声と共に大きな音を立ててドアが開かれ、蕾が部屋に入ってきた。
肩で息をしている蕾を、ぽかんとしたまま夜々と光莉は見ていて。


「え?何が?」

「何が?…じゃないですよ!!夜々先輩がこれでイチコロよ!!なんて言うから!」


そこまで言った覚えはないような気がする。
夜々は面倒くさそうに片手で髪をかきながら呟く。


「何?嫌われたの?」


「えぇ!おかげさまで絶賛無視され中ですけど何か!!!」


蕾は半ばやけくそ気味に言い放つ。
興奮している彼女を落ち着かせようと光莉が気を利かせてハーブティーを淹れてくれた。
光莉の厚意は嬉しかったのか、蕾は大人しく座り込んだ。
しかし、折角落ち着いたところを夜々は傷心をえぐるように問いかける。

「あんたのテクが弱かったのよ。中途半端だったから千代ちゃんは怒ったのよ」

「そんなわけないでしょう!!私の千代ちゃんがそんなこと思うわけないですっ!」

「じゃああんたの色々な判断ミスよ」

「うぐ…っ」


痛いところをつかれたようで蕾は口を噤む。
それを見て夜々が更に深く突っ込む。


「きっと泣いているのは泣いているけどその涙がどんな涙なのか、考えもしなかったでしょう。泣いていたからこれは誘いの涙なんだ、って勘違いしちゃったとか言わないわよね?」

「そ、それは………」

決まった。
完璧すぎる推測。
夜々はハーブティーを飲みながら自分の言葉に酔いしれた。
だが、蕾は冷めた様な目つきで見ている。

「って、“マイナス思考に考えて好きな子を押し倒すことなんて出来るわけ?!全ては自分の都合の良い方向に考える!そして倒す!脱がす!犯す!”…なんて言ってたのはどこのどなたでしたっけ?」

「え?うそ、そんなこと言ったっけ私」


とぼけるように光莉の方に顔を向けるが、光莉は苦笑を浮かべるだけで何も言わない。
さすがの蕾も怒ってテーブルを思いっきり叩いて。

「自分の言ったことに責任を持ってください!!藁をも掴む思いで聞いてみた答えが………はぁ、夜々先輩をあてにした私がバカでしたよ…」


「あんたの行動が悪いのよきっと。あんな純情そうな娘、私の手にかかれば………ぁ、なんでもないわ」


隣にいる光莉がじぃっと夜々を見ていたから、途中で言葉を止める。
このままいけば危ない発言をするところだった。
蕾はしょんぼりと肩を落としながら呟く。


「はぁ……土下座すれば許してくれるかなぁ…千代ちゃん……」

「ちょ、あんたが土下座とか……見てみたいんだけど。その場に同席していい?」

「何笑ってるんですか!!夜々先輩の余計な授業のせいでもあるんですからね?!」

「はいはい、わかったから。じゃあ、今度は真面目に考えて……授業しなおしましょうか」

「もう聞く気はありません!!!」


部屋に蕾の声が響く。
こんなやり取りを間で聞きながら光莉は宿題をしていたノートを閉じ、困惑のため息をついた。


END







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