日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【見せない秘密①】

2009-05-10 Sun 20:25



蕾千代です。
わくわくドキドキの身体検査です(笑


拍手お返事は明日します♪



年に一度の健康診断。
何となくこれが憂鬱になるもので。
特に身体測定では身長がどうなったかという期待はあるが、増えなくてもいい体重の心配などもある。

今日は3校合同で一年生の健康診断であった。
体操服姿の生徒が集まっている中で、蕾はすぐに千代の姿を見つけた。


(…私って、やっぱり千代ちゃんレーダーでも搭載されてるのかも…)


なんて冗談を思いながら、こそこそ近づいていく。

「あ、蕾ちゃん」


「あとは何の検査残ってるの?」

「えぇと、視力と聴力です」

「ふぅん」

ということは身体検査は終わったわけで。


(だ、…だからどうってわけでもないけど…!)


蕾は無駄に胸をドキドキさせながら千代の診察表に目を向ける。


「ちょっと見せて…?」

「え?!…だ…だめです」


診察表をギュッと抱き抱えながら、千代は首を左右に振り続ける。

そういうことをされると余計に気になる。
蕾はじろじろと千代の身体を見つめる。

それこそ頭から足の先まで。

「…………」

(身長は…うん、私の方が高い)


といってもそこまで差は無さそうだ。


(……胸は…?)


蕾の視線は千代の診察表に釘付けで。
千代の胸を凝視する蕾。

蕾のよからぬ考えを察したのか、千代は苦笑を浮かべながらその場を去ろうとする。


「ぇ、えと、千代は、まだ検査あるので行きますね」

「ちょっとまって」


がっしりと千代の手を掴み、その勢いでバッと診察表を奪った。

「あ!」


千代は焦りながら蕾の手から診察表を取り戻そうとする。
しかし蕾は千代の手をかわしながら、自分の表と見比べる。


「えーーと……何々?」

「やぁ、蕾ちゃん返してください!」


(身長、うん、勝ってる。体重………は、おいといて。……胸囲…………)


一通り見終わったとき、千代の手によって診察表が奪われた。
ちょっとイジワルすぎたかな、と蕾が千代の顔を見たときにぎょっとする。
ふるふると肩を震わせながら涙を堪えている千代がいたから。


「千代ちゃ……」


さすがに反省した蕾は千代の肩に触れようとしたが、それは千代に拒まれた。
その後、蕾は衝撃的な一言を聞く。


「つぼみちゃん……き、きらいです…」

「―――――――っ!!」


ガーーン!
と蕾の頭上に巨大なタライが落ちてきたくらいの衝撃を受ける。
蕾がショックを受けている間に千代は泣きながら走り去っていく。

「………」

蕾はしばらくその場を動くことはなかった。

千代に嫌われた!!
どうなる蕾!!


END…?


無駄に次回に続きます。









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