日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【ねこねこつぼち②】

2009-04-13 Mon 19:35



①の例によってこちらに移動。

つぼちー、ややぴか、

とくれば………次に続くものは……


…私の言いたいこと、わかりますか?w







「…蕾ちゃん…いますか?」


ノックが聞こえて蕾は焦る。

この小さいにゃちよの存在を知ったなら千代はどう反応するだろう。


「…うわ、千代ちゃん…ちょっと待って!」


それが言い終わる前にドアが開いてしまった。


「……」


「……」


目が合った。


千代ではなく、彼女が抱いている猫耳と尻尾がついた自分自身と。


「にゃ!」


猫の蕾は蕾を見ると不機嫌そうな声で鳴きだす。


それをみた蕾はつい叫びだした。


「な、な、なによこれー!!!」


「つぼちゃんです」


千代はこの現状に疑問を抱いていないのか、胸に抱いているにゃつぼを愛おしそうに撫でている。


にゃつぼは先ほどとは打って変わるように態度を変えてごろごろと千代に甘えていて。


その様が何だか許せない蕾はにゃつぼと千代を引き剥がそうとする。


「こら、離れなさいよ!」

「ふにぃー!」


にゃつぼに触れようとすると猫耳をピン、と立たせて唸りながら威嚇してきた。
そんなにゃつぼを千代は落ち着かせるように抱きしめてから蕾の方を見る。


「蕾ちゃん、つぼちゃんを苛めたらダメです!」


「……べ、べつに苛めてなんかないわよ」


そう言われると手が出せない。
腑に落ちない蕾がにゃつぼに目を向けると、そんな蕾に見せ付けるかのように千代に擦り寄っていた。
イライラしてくる蕾。


(…た、たかが猫じゃない。そんなのに嫉妬するなんて大人気ないわね)



必死に自分に言い聞かせて、耐える蕾。
千代がにゃつぼばっかり構っているから、蕾は拗ねて机に椅子を出してそれに腰をかけた。



「なによ、……ぁ、あんなのが可愛いなんて、ばっかみたい」



「にぃ、…にぃ」


「…ん?」



座っている蕾の足元を見れば、にゃちよが近づいてきていた。
また抱きしめて欲しいようで、蕾の足にぴっとりとくっつく。



「………」



「にゃあ…」



「もう、甘えんぼね」




抱き上げて、ぐりぐりと頭を撫でてやるとにゃちよは嬉しそうに鳴いてみせた。


「にゃ」



ちゅ、とにゃちよが蕾の頬にキスをする。
にゃちよの行動に蕾は驚くが、満更でもない。



「……べ、別に、可愛いなんて思っていないけどね…!」



そう言いながら表情はとても嬉しそうに頬を赤らめていた。



「ふにぃ!」


「なによ!」



にゃちよが蕾に可愛がられていることに気付いたにゃつぼは、いきなり蕾に襲いかかってきた。
だが所詮小さな子猫。


蕾はスラリと攻撃を受け流した。



「ふぅ!」


尻尾を逆立てて怒り、にゃちよを取り戻そうとするにゃつぼ。



「千代ちゃんだけでなくにゃちよまで奪おうなんて我儘なネコね……」



「蕾ちゃん、つぼちゃんが可哀想です……」


またにゃつぼを庇う千代に、蕾はカチンときて思い切り詰め寄りながら



「………何よ、さっきからこの猫ばかり庇うのね。……私の事はどうでもいいわけね」


「違…そんなんじゃ…」




「良いわよ別に。私となんていないでそのちっこいのといれば?」


かなり険悪なムード。
どうして思ってもいないことを口に出してしまうのだろう。
これからどう切りだそう。


そうおもっていた時、ふとにゃちよを手放していたことに気づく。



「にゃ~にゃ~」


「…ふにぃ…」



下を見れば二匹が仲良くじゃれあっていた。


にゃつぼがにゃちよを押し倒して色んなところを口付けている。
にゃちよはくすぐったそうに尻尾を震わせながら、にゃつぼに甘えていて。
そんな二匹の様を見ているとこうして言い合っているのが馬鹿らしくなる。



「…ゎ、私たちも仲良くする?」


「……は、はい」


とりあえずこの現状のことはさておき、紅茶を入れて一休みをすることにした二人だった。




END





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