日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【エイプリル・フール作戦?】

2009-04-01 Wed 22:34



エイプリルフールss
つぼちーです!!w

とりあえず今日は疲れたので眠らせてもらいます・・・><







「そういえば今日ってエイプリルフールだっけ」


空になったカップをテーブルの上に置いたとき、蕾がポツリと呟いた。


「4月1日…そうですね、エイプリルフールです」


ベッドに横になっている蕾は、千代から本を奪って、傍にくるように手招きする。
折角良いところだったのに。
読書を途中で邪魔された千代は、不服そうに蕾を見つめるが、逆に蕾も唇を尖らせてこっちを見ていた。


「もう、私と本とどっちが大事なのよ」



それはもちろん、考えるまでもない。
だけど、今日はエイプリルフールなわけで。
いつもはすぐに答える千代だが、ちょっとある考えが浮かび、少し怖いけれど言ってみることにした。


「ほ、本のほうが大事です」

「は?」


蕾の表情が一瞬で変わった。
千代に触れていた手の力が強まったので、少しは動揺してくれたようだ。


「何?何て言ったの?」


「ぁう、で、ですから本の方が…」


「………ふぅん」


蕾の手が千代から離れた。
再びベッドに横になる蕾。


「蕾ちゃん」


呼びかけても返事がない。
何度も蕾の名を呼ぶが、蕾は千代の方を振り向かない。


「蕾ちゃん」

「……何よ、本の方が良いんでしょ?」

「あの、ぅ、嘘です…!ほら、その、今日はエイプリルフールですし!」

「…………嘘」

「はい、嘘です!」


蕾は相変わらずの表情のまま、手を無理やり引っ張るものだから千代は蕾の胸にぶつかるように抱きついてしまった。
千代がゆっくりと顔をあげると、にっこりと微笑む蕾の顔が近くにあった。

その笑みが、すごく怖い。


「蕾…ちゃん?」

「千代ちゃんのくせに、私を騙そうだなんてね」

「で、で、でも、蕾ちゃん……今日は」


そっと瞳に口付けられ、千代は蕾に耳を甘く噛まれながら、小さく囁く声を聞いた。


「………おしおき、ね」



もう二度とエイプリルフールなんかに嘘はついたりしない。
千代はそう誓うのだった。



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