日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【相性チェック】

2009-02-11 Wed 01:31



つぼちー&ややぴかssです。


少しだけ書き直しましたが大して変わりはないかもですw







「蕾ちゃん、蕾ちゃん」


「ん?千代ちゃんどうしたのよ」



雑誌らしきものを抱えながら、千代は嬉しそうに蕾のところに近づいてきた。


「あ、あの、あのですね?ついさっき、蕾ちゃんと千代の相性を調べてみたのですが……」


頬に締まりがない千代はかなり喜んでいるようにみえる。


それを見ていると蕾も気になりつつも、平静を装って問いかける。



「…それで?結果はどうだったのよ」


「えへへ、86%ですよ、86%」


なかなか高い相性度。


そりゃあ千代が喜ぶのもわかるが、千代のように手放しで喜ぶに喜べない蕾はいつものような反応をとってしまう。



「ふぅん。ま、まぁ……所詮はただの占いだからね。こんなの信じるに信じられないけど」


しかし内心はものすごく嬉しい蕾。


心の中でのみガッツポーズをとる。



千代の方は蕾も一緒になって喜んでくれるものだと思っていたので、少ししょんぼりと肩を落とした。


しゅん、として黙り込む千代を見て蕾は眉を顰める。


「いや、えぇと……」


「……」


(……またやっちゃった…)


私のバカバカ、と思いながら、どう言おうか悩んでいると後ろから声がする。



「あら、蕾に千代ちゃんじゃない。……何してるの?」


「二人ともこんにちは」



光莉と夜々がやってきた。


また邪魔者がやってきたわね、と蕾は心の中で舌打ちする。



「あの、相性占いがあるのですが…夜々さまたちもどうですか?名前だけで占えるみたいなので」


「へぇ~、面白そうね。どれどれ…?」



千代から雑誌を受け取った夜々は、光莉と一緒に読み始める。


「蕾ちゃんと千代ちゃんはどうだったの?」



「は、86%……ですけど」


顔をあげて尋ねてくる光莉に、蕾は一度千代を見て、少し躊躇しながら答えた。


「わぁ…そんなに?すごい高いねぇ~……夜々ちゃん、結果わかった?」



「………」



夜々はかなり顔を渋らせていた。



察するに、蕾たちよりも低かったのだろう。



そんな夜々の顔を見てすぐに悟った蕾は少し優越感に浸る。



「あ、8「光莉、これは、…そう、あれよ」



光莉の言葉を遮り、夜々は一度咳払いする。


「これは間違い。数年後の私たちにしましょう。ということで“なんとやや”と“なんとひかり”で」


「ちょ、夜々先輩ずるいですよ!!!それなら私だって、“おくわかつぼみ”と…そ、その…ぉ、“おくわかちよ”で調べます!!」



数分後。


「つ、蕾ちゃん…その、どうでしたか?」


「90%…だって」


「ゎ、ほ、ほんとですか?」


やっぱり嬉しそうな千代に蕾の胸はきゅんきゅんし、意地を張るのもやめて千代の手を強く握る。


「結果が良くても悪くても……私と千代ちゃんは、その、ずっと一緒なんだからね……っ」


「はぃ…蕾ちゃん」



すっかり良い雰囲気になった蕾と千代に対し夜々と光莉は。



「夜々ちゃん、どうだった?…あ、6「落ち着きなさい、光莉」



落ち着けと言っている夜々の方が落ち着きがない。



「やっぱり私光莉のとこの婿養子になるわ。だから“このはなやや”と“このはなひかり”で…」


「ぅ、うん」


「…夜々先輩、見苦しいですよ」



数分後。


「あはははははははは!!!やった!!やったわ!!!…93%だって、光莉。そりゃそうよね。私たちあんなお子様カップルよりもイチャラブだもの」


「や、夜々ちゃん…」




大きな声で笑う夜々に光莉はなだめるのに必死だった。



「蕾ちゃん…」


「見ちゃ駄目よ、千代ちゃん。変な気が移るわ」



あきれ果てた蕾は千代を連れ出そうと手を引いて歩いていた。



それでも夜々の高笑いの声は聞こえてきたのだった。



END












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