日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【節分豆合戦!】

2009-02-08 Sun 22:53




豆まきssです。
ルリム組とつぼちーです。

あの、豆まきって落花生(殻つき)ですよね?
それ以外にもあるのでしょうか。
大豆とか?
雪国で大豆投げたら確実に見つけられないww…ぁ、だから落花生を投げるのかな…。
……うーん、地域によって違いがありそうですよね。



とりあえず今後の予定……は。

キリ番つぼちー
献上品:玉渚
ややぴか

……ですかね。
とりあえず少しずつ頑張ります!w





「前年の邪気を祓うという意味をこめて、追儺の行事が行われていてね、その一つが「豆まき」なの。追儺とは悪鬼・疫癘を追い払う行事のことで……」



何でまたここにいるのだろう。
おまけに授業めいた長々とした説明まで受けて。



「あの……」


「あら、蕾ちゃん、質問?」


黒板の前で指揮棒を持って説明をしていた千華留が、手を止めて蕾の方を見る。
そのせいで座っていた絆奈達からの視線を集中的に浴びるはめになった。
視線に耐えられなくて蕾は両手を弄りながらとりあえず文句を言う。

「あの、何しにここにいるのですか?私と……千代ちゃんは」

「え?だって、豆まきするのですもの」

「いや、その、何でこういう授業のようなものを…」

「その方が勉強になるかと思って」


うふふ、と微笑む千華留から思わず目を背ける蕾。
横を見たらすでに絆奈は寝こけていた。
籠女は教壇の上にある豆の方をじっと見ていて、決して動こうとしない。
真面目に聞いているのは蕾の隣にいる千代と檸檬くらいだ。


「でも、そろそろはじめたほうがいいかしらね。このままだと絆奈ちゃんが本格的に寝ちゃいそうだし」

千華留が教壇に置いていた豆袋をもって皆に配り始めた。
配っている最中に絆奈が大きく手を上げる。

「千華留おねーさま!オニはどうしますか?」

「うーん、そうね……あら、ちょっとまってね」


部室のドアからノック音が聞こえる。
千華留はすぐにそれに気が付いて、ドアへと向かう。

「あぁ、それなら……」


千華留はそう言って部屋から出て、ドアが閉まる。
委員会の大事な話なのかもしれない。
しばらく待っても千華留が入ってこないので、痺れを切らした絆奈が豆を用意しはじめた。


「絆奈先輩、何してるんです?」

「ん?豆まきの準備」

「って、まだオニが決まっていないじゃないですか…」


本当にせっかちなんだから…と呟くが、絆奈には聞こえていない模様。
豆入れに豆を入れて、絆奈は片手いっぱいに豆を握り締め、それを適当に投げ始めた。


「おにはーそとー!ふくはーうちー!」


「えぇ?!ちょ…」


「きゃあ!」


急にきた豆に蕾は慌てて避ける。
自分の反射神経の良さに感謝をした。
だが、傍にいた千代は思いきり豆に当たる。

「あぅ、…いたいですぅ…」

「ち、千代ちゃん?!……ちょっと、何するんですか?!」

千代が当てられて自分のことのように怒りはじめる蕾。
ルールなんて構わずに豆を握って絆奈に投げつけた。


「蕾ちゃんおこった~わはは、いたーい!…あはは!」


絆奈と蕾で豆をぶつけ合う。
傍にいた檸檬が慌てて仲裁に入るが、逆に豆をぶつけられて眼鏡を床に落としたようだ。


「ちょっと、二人ともやめ……ぁいた!……?あれ?目が見えない……めがね、めがね…」


「つ、蕾ちゃん……やめてくださいです…!」


「ちょっと千代ちゃん!何突っ立ってるのよ!早く豆をよこしなさい!」


「は、はいっ!!」


蕾の迫力に押されて豆を差し出す千代。
何をやっているのかよくわからなくなってきた。
まるで雪合戦でもしているようだ。
床を見るといつの間にか豆だらけになっている。
これは豆を拾うのが大変そうだ、と何故か人事のように感じた。
ふと、籠女がどこにいるのだろう、と周りを見渡すと、豆が当たらないように隅っこの方でしっかり待機していた。
マイペースに一人で床にパラパラと豆を投げている。

「檸檬ちゃん!応戦してよぅ!」

「ぅう~絆奈ちゃんが言うのなら…」


檸檬もしぶしぶ参戦して、もはやただの豆のぶつけ合いになった。


数分後。



再び部室のドアが開いた。


「ごめんなさい、委員会の話をしていたら長引いちゃ………った」


千華留が笑顔で顔を出したが、部屋の現状を見て表情が変わった。
豆が部室内に散乱していて、おまけに蕾と絆奈が投げつけあっている。
そんな二人の後ろで隠れながら豆の補充をしている檸檬と千代。
籠女は隅っこで豆を食べ始めていた。


「……なに、このフリーダム………」



さすがの千華留も呆気をとられて、しばらくその惨状を眺めていたのだった。



「豆は、年の数だけたべるんだって…パーシバル……」


まともな豆まきをしていたのは彼女だけであった。



END




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