日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【瞳に映るのは】

2008-10-30 Thu 23:12




お待たせしました!!!w
久しぶりの温暖化CPですよ~♪

そして相互していただいている℃さまへ、8万hit祝いです♪♪







正直、場所なんてものはどうだっていい。
そんなものは二の次、参の次である。
ただ、目の前にいる愛する人がいれば。
誰がどう言おうと関係ないのである。



「……どうして皆来ないのかしら」


「さぁ……どうしてだろう」


生徒会室に早めに来た要と桃実。
いつもならば遅れてくるかもしくは来ない場合が多いのに、今日は本当に珍しいことで。
誰もいない部屋に要はずかずかと進み、いつも自分が座っている椅子に腰をかける。
それを見た桃実はつまらなさそうにため息をつき、同じように座ろうとした。
その時に桃実の手首を要が強く掴み、自分の膝に桃実を座らせた。

「!」


「桃実の特等席はここだろう?」


「……ふふ、そうね」


嬉しくなって両腕を要の首に巻きつける。
いつドアが開かれるだろうか。
頭の片隅でそんな事を考えながら要の唇を受け入れる。


「……っん」


要の手の動きは止まらず、桃実の制服のリボンを解いた。
ぷち、ぷちとボタンを外す音を聞き、これからの行為に歓喜溢れていた時に、空気を読まないドアを開く音がした。

ガチャ


「………な!」


不愉快になりながら二人でドアに目を向ければ、一年生の奥若蕾がドアノブを握ったまま突っ立っていて。
蕾はしばし呆然としていたが、はっと我に返り、目を泳がせながら喋りだす。


「な、何してるんですか!……せ、生徒会室で……」


「何ってセック「うわわわ!!言わなくていいですよ!!」


どうしてかわからないがかなり必死な蕾。
行為が中断されて少し気に食わない桃実の髪を要は宥めるかのように優しく撫でていた。
さらに要は不敵な笑みを蕾にむける。


「何なら、蕾も一緒にどうだい?」


「全力でお断りします。…こんなのを詩音先輩が見たら何を言うか…」


「私がどうかしました?」



真後ろに詩音が立っていて、蕾は顔を引きつらせる。
要達と詩音を交互に見ながら一歩ずつ下がり、避難するかのように蕾の席へと向かった。
詩音はそんな蕾を訝しげに首を傾げ、要と桃実に目を移した。
その途端、生徒会室内の空気が凍った。


「あら詩音、遅かったわね。もう少し遅くても良かったのに」

「相変わらず詩音の額は眩しいな」

はははは、と笑う要と桃実。
もちろん、体勢は先ほどと変わりなく桃実の衣服は乱れたままである。
詩音の表情が段々怖いものへと変わっていくが、二人はそんなこと関係なく愛し合っている。
蕾は関わりたくないので大人しく自分の仕事を努めている。

「……お二人とも、ここで何をしているのかしら?」


「詩音までそんなことを言うの?」


「見ての通り愛し合っているだけさ」



やれやれと首を振っている要だが、そういう素振りをしたいのは詩音の方だ。
詩音の堪忍袋の緒が切れることを知らず、要と桃実は自分たちしか見えていない。


「愛し合う二人に場所なんて関係ないわね」


「あぁ、…視界に映すのは、桃実だけだから」


「やだ、要ったら」


ブチ。


「貴方たち!!!!ちょっとそこに直りなさい!!!!」


持っていた資料を全て床に投げ出したので室内にものすごい音が響く。
会議の話し合いのはずが要と桃実のせいでただの詩音のお叱り話が延々と続いた。
蕾や他の生徒たちはとんだとばっちりである。
が、当の本人達は少しも耳に入っていなかったのだった。



END






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