日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【親が親なら子も子】

2008-09-18 Thu 02:39



またまた書いてしまいました、つぼちー家族ss。

つぼちー家族とややぴかの方もちょっぴり。


問題ない方はどうぞ↓






「えぇーー?うそぉ?そうなの?」


「本当よ。だって、うちのママが言ってたもの」


両手を腰にあてて得意気にそう言う莉々に、実代はただただ目を丸くさせていた。
その後に人差し指をびし、と実代に向けて莉々はこう言い放つ。





「嘘だと思うなら、実代ちゃんのママたちに聞いてみなさいよ」




*****



「ただいまーぁ」


玄関のドアの開く音がしたと同時に娘の元気な声が響く。
千代と一緒にソファーに座って紅茶を飲みながらまったりとしていた蕾は、リビングへと小走りでやってきた実代におかえり、の言葉と実代が忘れているであろうことを言う。


「帰ってきたらちゃんと手洗いなさいよ?」

「んん、もぅ!わかってるってば!」

すぐにまた走って洗面所へと向かい、しばらくしてまたリビングへやってきた。
何だか忙しない実代に、蕾と千代は二人で顔を見合わせて首を傾げる。


「実代、何かあったの?」


そう千代が聞くと、実代は“うふふ”、とおかしな笑みを浮かべて近づいてきた。


「ねぇ、ママ」


「「?」」


「蕾ママと千代ママってふーふなの?」


何故か眉をひそめて疑り深い目でこちらを見つめている。
嫌な予感がしてならないが、とにかく我慢。


「はぁ…何を言うかと思えば…当たり前じゃないの」


蕾は深いため息をついてから、空になったカップを千代に差し出す。
千代はそれを受け取り、ティーポットからカップに紅茶を注ぐ。
その間も実代の質問は止まらない。


「でも、でもね、莉々ちゃんが」


「うん?」


何故か嫌な悪寒が走る。
しかし気のせいだと思い込むことにして、千代からお代わりの紅茶を受け取り口に含む。


「あいしあってるふーふは毎日裸で寝るって言ってたよ?」


「ぶっ!!!!!」

そして紅茶を盛大に噴出してむせた。
千代はその言葉に顔を真っ赤にしつつ、蕾の背を擦っている。


「……ママたち、ふーふじゃないの?」


「な、ば!そ、そんな毎日なんて…したいけど…じゃなくて、えぇと……と、とにかくそんなわけないでしょ!!」

「実代、それ、その、…本当に莉々ちゃんが?」


興奮している蕾に千代が言葉を続けた。


「うん、莉々ちゃんのママが言ってたんだって」

「……」


それで合点がいった。
蕾は顔を引きつらせて、無言で立ち上がる。
そんな蕾を千代は見送りながら、実代の分の紅茶を淹れてあげた。


「蕾ママ、どうしたの?」


「ちょっと、電話」


受話器をとり、電話番号を押せば、軽快なメロディーが鳴っていた。
しばらく待っていれば、その主の声が聞こえて。

「はい、南都です」

「蕾です。光莉先輩、大至急、夜々先輩を出してください」

「え?蕾ちゃん、何かあっ」

「出してください」

「……はい」


強く言い切ると、光莉は怯えながらそれに従う。
おそらく、夜々が余計な事を言ったというのを知らないのだろう。
光莉に告げ口をするのも悪くなかったが、とりあえず本人に直接文句を言わなければ気が済まない。

「ったく、何よ」

「それはこっちの台詞です!!というか、子供になんてこと言ってるんですか!!」

「ぁ、もしかしてアレ?」


電話口で小さく笑う声が聞こえる。
凄い憎たらしいが、相手が目の前にいないからどうにもならない。


「変なこと教えないでくださいよ!!悪影響になったらどうす…」

「でも夫婦の営みは大事だしさぁ…ふふん、もしかして羨ましいの?」

「ん、ん、んなわけないでしょう!!」

「何々?週に何回?」

「週2,3、……って何言わせるんですか!!!」



今になっても先輩に振り回されるとは思いもしなかった蕾。
電話が終わってから、実代に誤解を解くのに丸一日かかったそうな。


END



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