日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【ある幸せな風景】

2008-08-25 Mon 02:01




つぼちーssです。
つぼちーの子供がいます。
女の子同士なのになんで子供がいるのさ、という事は考えないで下さい。
愛だよ、愛。

↓大丈夫だという方はどうぞ。




小さい頃の蕾も、こんな感じだったのだろうか。
絵本を読んであげていたのに途中で眠ってしまい、今はソファーで千代の体にもたれて小さな寝息をたてている。
そんな愛しい娘を見つめながら千代は小さく微笑み、綺麗な髪を優しく撫でて。
日に日に蕾に似ていっているような気がする。
お昼寝が好きな所は、千代に似ている気がするが。
ガチャガチャ、と玄関からドアの鍵を開ける音が聞こえてくる。
廊下からリビングへと歩いてくる音が聞こえ、千代はそちらの方に顔を向けた。

「ただいま~……っ…?」

口元に人指し指を当てている千代を見て、蕾は続く言葉を止める。
なるべく音を立てないよう鞄と上着を床に置いて、そぅっとソファーを見る。
すやすやて寝息を立てている姿に、蕾と千代は顔を見合わせて微笑む。

「……すぐに寝るところは千代にそっくりね」

「…ぅ…そ、そんなことは……」

蕾は千代の隣に腰をかけて、寝ている娘の顔をじっと眺めて。

「ねぇ、千代?」

「?」

「………今、幸せ?」


そんな当たり前な質問に、千代は笑顔で頷く。

横で眠る娘を一度見てから蕾の顔を見る。


「実代もいて、蕾ちゃんもいて………とても幸せです」


「ん、…私も」

見つめあい顔を少しずつ近づけていく。
千代が瞳を閉じたのを確認して、蕾も同じように目を閉じようとした、が。


「蕾ママったら何してるの」

両肩を押されて触れていた千代から離される。
子供の力だから大したことは無かったが、それでも蕾と千代の間に割って入った娘に蕾は目を細めて。


「実代ったら、何も押すことはないでしょ?」

「だって、実代の千代ママに変なことしようとしたもん」

「……実代の?それは聞き捨てならないわね」


子供相手に言い合っていたら、弥代の横にいる千代がクスクスと小さく笑っていた。
楽しそうにしているのはいいが、蕾は何となく複雑な気分。
いくら愛娘でも、譲れないものはある。
蕾は前のめりになっている弥代に軽いでこぴんを食らわして、ソファーから立ち上がる。

「ま、いいわよ?せっかく実代の好きなプリンを買ってきたのにな~」

「え?ほんとに?!食べる食べる~!!」


キッチンへと向かう蕾の後ろを嬉しそうに目を輝かせてついてくる娘に、蕾は思わず笑ってしまう。
更にその後ろにいた千代と目が合い、再び微笑み合う。
この幸せが、いつまでも続きますように。



END


子供の名前は

蕾の“み”と千代の“よ”を合わせて実代にしました。
すっごい安直ですね、ごめんなさい。





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