日常の出来事を語ると思いきや百合な話が満載な日記です。
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【世界が終わるその瞬間には貴女と共に】

2008-06-12 Thu 20:49




つぼちつぼちッ!!
いつも通りのつぼちー甘々です♪







「もし明日が世界の終わりだったらどうする?」

「え?」

急に言い出した蕾の質問に、千代は目を丸くさせていた。
それを言った蕾でさえ、何でこんな質問をしてしまったのかと疑問に思う。
しかし、ただ急に思い付いたのだ。


「蕾ちゃん、急にどうしたのですか?」

天気が良いから大きな木の下で日向ぼっこしていた二人。
蕾はぼーっとしていて、千代は本を読んでいた。

「……な、なんとなく思い付いただけよ」


「う~ん…千代は多分いつも通り過ごします」


パタン、と読んでいた本を閉じて、顔をあげて蕾を見つめる千代。


「いつも通り?明日でもう死んじゃうのにそれでいいの……?」


千代の言葉に戸惑って前のめりになりながら尋ねる蕾。
しばし考え込む千代は、苦笑を浮かべてこう答える。


「特別に何かをしようとしても思いつかないですし……」



もう少し変わった答えを期待していたが、千代らしいといえば千代らしい。


「……ふぅん」


「蕾ちゃんはどうしますか?」



本当は千代と似たようなものを思っていたのに、先に言われてしまった。
少し違う答えを言おうかと頭を悩ませて、考えた結果、蕾は身体を少しずつ千代の方に近づけていく。
それをきょとん、としたままじっとしている千代。


「私は……その、私はね……」


顔を見たらきっと言えなくなりそうだから、千代の肩に顔を寄せて見ないようにする。
千代の右手にそっと自分の手を重ねて

「千代ちゃんと一緒に最期を迎えられるなら、……何があってもいいかも」



それを言った途端に千代が え?え?と狼狽する声が聞こえた。
多分、顔は真っ赤になっていることだろう。
しかしそれは蕾も同じことだから、顔をあげることなんて出来ない。


(や、やっぱりこんな事言うの止めておけばよかった…っ)



しばらく二人の間で、何ともいえない妙な空気が流れていた。



END






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